番号 | ビジネスアイデア名 | チーム名 | 国・地域 |
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43 | 無重力空間における洗濯機 | KIKY | 日本 |
58 | 民間気象衛星による新気象サービスWSaaS構築 | Aithēr(アイテール) | 日本 |
73 | 世界初!明るさレベル3以上のオーロラ予報であなたのオーロラ体験に感動を ~Aurora for All~ | 藤野 沙季 | 日本 |
81 | 月面移住を前提とした衣類の循環利用サービス | Team LCDL | 日本 |
88 | 化粧品や医薬品でウェルネスを進化させる機能性多孔素材 | (株)資生堂 | 日本 |
89 | 宇宙活動をupdateする 非接触スイッチAAGI がもたらす巧緻操作の未来 | Team No Limits | 日本 |
93 | 過去から現在までの衛星データ(海況情報、気象情報)を活用した、漁師の操業判断支援と養殖業の赤潮被害回避 | Team Triton | 日本 |
114 | コップ一杯の水で爽快な湯あがりを提供する『YUAGARI』 | 牛乳石鹸共進社株式会社 | 日本 |
121 | 深宇宙コンステレーションを用いた小惑星資源探査およびそのデータ提供サービスのためのインフラビジネス | Astromine | 日本 |
A17 | Cosmeceutical nutritional delivery for enhanced functional performance in space. | Whole. | オーストラリア |
A25 | Enabling 3D virtual replicas of the Earth with LiDAR satellites | Spiral Blue | オーストラリア |
A32 | FLASHNET - Forecasting and Localised Sensing for Hazard: Networked Evacuation and Transportation | MYAIAS | マレーシア |
A34 | ASTRID - Making Satellite Exterior Smart & Digital | SQUID3 Space | 台湾 |
A40 | Mars Vegetable Production System | Space Wolffia | タイ |
民間人が宇宙へ旅行・生活する時代が、既に始まっている。さらに近い将来では、地球上での暮らし(衣食住)を宇宙空間でも再現していく必要性が高まっている。衣食住の中でも、現在、宇宙(ISS)で使用される衣類は、着用後は再利用されることなく大気圏に廃棄されており、持続可能な宇宙開発の妨げになっている。そこで私達は、衣類を再利用できる「衣類のエコシステム」の構築に向け、無重力空間で使用できる洗濯機を提案する。
宇宙の新領域として、気象に注目します。日本が得意とするマイクロ波技術をベースに国内初の民間気象衛星を実現し、線状降水帯など激甚化する自然災害の防災/減災に繋げます。続いて自然災害多発国ならではの日本の知見にAIなど先端技術を集約して、独自気象予報システムを開発します。最後に顧客毎に適したデータや情報を提供する新気象サービスWSaaS(Weather Satellite as a Service)を構築し、気象の社会実装を推進します。
「宇宙天気予報技術により、旅行体験をより良いものに変える」を目的に、第一弾として明るさレベル3以上のオーロラ発生の予報サービスを提供します。 太陽観測衛星データと独自のシミュレーション解析技術によって、長期(3ヶ月前)と直前期(10日前~当日)の予測情報をお届けします。 このサービスで宇宙天気に体験が大きく左右されるオーロラ旅行の課題の一つを解決し、運ではなく、見える日に観に行くことが当たり前の世の中に変えていきます。 このサービスをぜひ利用してみたいという事業者の皆様、ご連絡をお待ちしています。
近い将来、月面の長期滞在や移住が本格化することが予想されています。月面までの輸送費は1kgあたり約1億円と言われています。そのため、月面での生活に必要な物資(衣類や食料など) の物質循環やリサイクル技術による月面の循環型環境の確立と、それによる地球からの輸送に頼る比率を下げ、輸送費を低減する必要があります。本提案は、月面の循環型環境確率の第一歩として、宇宙空間では貴重な水に頼らない衣類の洗濯方法の提供を目指します。
私たちの会社は若々しくありたい人の肌悩みを解決してきました。しかし、現在の美容技術は、長期的な使用が必要になり効果実感が得られにくい あるいは即時的な効果は得るためには、高額な施術が必要であり、施術を受けられる場所も限られています。私たちは次世代の美容技術として、美容成分を届けたい場所に、十分な量、安全に届けられる新たなソリューションを開発し、将来的には宇宙生活での美容方法として提案します。
私たちのチームは医療従事者とエンジニアから構成され、非接触型スイッチ「AAGI」システムを通じて障がい者の日常動作支援と社会参加促進に取り組んでいます。 民間人の宇宙旅行が現実となった今、船外活動用宇宙服の課題が浮き彫りになっています。与圧による制約や体の順応に時間を要する問題を私達の技術が解決します。私たちの取り組みは、このAAGIの技術を活用して安全で快適な国産宇宙服の開発、さらに障がい者による遠隔ロボット操作支援、宇宙旅行の実際の体験提供を目指しています。
国内水産業は、漁労所得の減少、漁業就業者数の減少と高齢化の課題を抱えている。この課題解決に向け衛星データ(海況情報、気象情報)とAI検索エンジンによる漁師の操業判断支援を行うことで、スムーズな事業継承と収益性の向上に貢献する。 さらに、毎年北海道~九州までの広い範囲で発生する赤潮による養殖被害は数十億になる。過去の衛星データと定点観測データによる赤潮移動/拡大の情報提供で被害回避に貢献する。
宇宙ステーションなど水を使用する事が制限された状況で、少量の水でお風呂やシャワーを浴びて頭を洗ったような爽快感を提供します。宇宙での長期滞在のQOL向上や宇宙旅行におけるメンタルヘルスのサポートを心地よい清潔を提供する事で実現します。
本アイデアは,宇宙資源を活用したい企業向けの小惑星資源探査のインフラサービスである.フライバイサイクラーという特殊な軌道上に構築された深宇宙コンステレーションを用いることで,毎月1個以上の頻度で小惑星フライバイを行うことができる.月資源探査と比べて,より低コストな超小型宇宙機が活用でき,多種多様な宇宙資源のカタログ作成・資源採取ができ,更に技術実証・人材育成を加速できるという特徴を備えている.
高品質で生物学的利用能な栄養の入手は宇宙で長期間生活する人間にとって不可欠である。伝統的な食品加工方法では大量の廃棄物や腐敗が発生し、生産された食品は人間の体内で十分に吸収できないこともある。食料生産能力が低い宇宙環境では、限られた資源を最大限に効率化することが非常に重要である。私たちは、制御された高圧下での細胞の溶解を実現する独自の加工技術を開発し、最大限の栄養素を引き出し、ユニークな化粧品や薬用化粧品等幅広い応用を可能にした。
Spiral Blueは、商業用LiDAR搭載の衛星コンステレーションからの高精度データを使用し、非常に詳細かつ継続的に更新される地球のデジタルレプリカを提供する。このバーチャルツインによって、研究者、政府や企業は気候変動の影響から都市開発プロジェクトまで様々なシナリオを極めて正確にモデル化およびシミュレーションできるようになる。また、石油、ガスや鉱物の探鉱会社や農業、環境保全や防災の分野にも貢献できる。
私たちは、都市ネットワーク交通システムにおける鉄砲水軽減戦略に重点を置いた事業を目指している。そして、宇宙技術、すなわち衛星システムを統合するAI技術を搭載したIoTデバイスを取り入れた最新ソリューションを政府に提供していく。私たちの事業戦略は、地方自治体、自動車産業、保険会社、農業や私道開発業者などのステークホルダーを対象としている。
SQUID3では、衛星の外装をデジタルおよびプログラム可能な表面に変換するE インクベースのスマート電子コーティングである ASTRID を開発中である。次世代衛星が直面する温度管理、軌道上でのメンテナンスや持続可能性の課題に取り組むための当社のソリューションは、市場投入期間の短縮、より柔軟なパフォーマンス、ドッキングとロボット操作のリスクの低減により、製造業者の開発費用の削減に貢献する。 ASTRIDは、人工衛星の構造パネルとラジエーターを制御可能で応答性のあるパーツに変換し、3つの独自の機能を提供する。 1)適応可能な熱制御―機能不足または過剰反応を示すパーツを修正するダイナミックレンジの変調により、衛星の温度設計をリアルタイムで調整 2)ドッキングの視覚的支援―軌道上でのドッキング、メンテナンスやロボットアームの操作をサポートするデジタルフィデューシャルマーカーの表示 3)ステルスモードー光害の影響を軽減するため夜空での衛星の視認性を低める
私たちのミッションは、2030年半ばまでに火星に恒久的な存在を確立するするという人類の努力に貢献することを目的に、2018年秋から続けている。私たちの目標は、将来の宇宙探索のためにウォルフィア(ミジンコウキクサ)と呼ばれる小さな水生植物を利用した宇宙農業システムを開発することである。このシステムは、食料の生産、酸素の生成、二酸化炭素の除去や廃水処理が可能であり、宇宙移住への最大の課題の一つに取り組んでいる。ウォルフィアは最も成長が早く、栄養分が豊富で、最小の顕花植物であるため、宇宙探索ミッションにおける持続可能な宇宙農業に非常に適している。我々の壮大なミッションには2つの大きな目標がある。第一に、火星の極限環境に適した宇宙農業システムの開発、第二に、食糧安全保障のバックアップとして食料危機の際に地球で対応可能なシステムを構築する。