開催概要

日程:2021年12月17日(金)14時00分~18時15分

会場:日本橋三井ホール(〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 4F・5F)及びオンライン

アクセス:

プログラム

時間(日本時間) 内容
13:30 一般受付開始、開場
14:00 開会
14:00-14:25 主催者挨拶 、各賞、審査プロセスの紹介
14:25-14:35 ① 人工衛星と放置艇リユースを活用した移動式養殖漁業 ~ B.R.A.S.A.S. (ブラサス) ~ 
チーム名:BRASAS 代表者名:柴田 祐也
放置艇は、水質汚染や災害の2次災害を引き起こす海洋ゴミとして世界中に存在しています。私たちはその放置艇をリユースし、養殖漁業を支援します。
地方自治体から引き取った放置艇に、衛星データを活用した後付け自動航行モジュールと海洋センシング機能を搭載することで、養殖に必要なデータを取得したり、海上作業を助けたりする自動航行船に生まれ変わらせます。放置艇問題を解決しつつ養殖漁業を改革します。
14:35-14:45 ② ハイブリッドキックモータによる小型宇宙機の可動性の向上 
チーム名:Letara 代表者名:ケンプス ランドン
小型衛星は一般的にライドシェアにより宇宙へ打ち上げられるが、安全で高速な推進系がないため、ライドシェア軌道から移動できず、軌道上を無秩序に周回する。私たちは小型衛星に軌道変換の自由を与える安全で高速な推進系を提供する。これからの宇宙輸送では、主要な宇宙輸送ハブ(地球、月、火星等)間の宇宙輸送網の構築が予想される。宇宙ハブ間のラストマイル輸送用推進系として、私たちの推進系は益々重要になる。
14:45-14:55 ③ Lunar Night Survival as a Service 
チーム名:Moonlode 代表者名:Dr. Andrew Barton
今日では世界中で30以上の組織が、今後1~5年での商業月着陸船への搭載を目指して月面用装置を開発している。一部の組織はそのミッションに5千万ドル以上 を費やす計画をしているが、月で(太陽光が当たらない)夜間のサバイバル機能が無ければ、月面での活動は2週間未満に限定される。
Moonlodeのサバイバル製品群は、月の夜間をサバイバルするための装置をサポートする小型で統合型、かつモジュラー型のソリューションを可能にする。そのソリューションはモジュラー型で宇宙仕様となるだろう。当該サバイバル製品群ならびに関連する製品カスタマイゼーションとコンサルティングは、月着陸船搭載用装置の初期市場においてだけでも今後10年間で3千万米国ドルの収益を生む可能性を秘める。
この初期市場から、Moonlodeは月面インフラのより大きな市場へと事業を拡大する予定だ。
14:55-15:05 ④ 海洋資源探査を効率化するための海洋観測システムの開発 
チーム名:MizLinx 代表者名:野城 菜帆
海洋資源探査を効率化する海洋観測システムを開発する。海洋資源は大きく魚介類等の水産資源と、レアメタル等の海底資源に分けられるが、まず水産資源の課題解決をはかるシステムを開発し、漁業/養殖業の効率的な操業を可能にすることで持続可能な水産業を実現する。将来的には海底資源探査や、船舶の自動運航等、あらゆる海事産業で役立てられるような、海洋データプラットフォームサービスを作ることが目標である。
15:05-15:15 休憩
15:15-15:25 ⑤ 宇宙空間における静電気検知サービス ~静電気事故の無い世界へ。光差す道となれ~ 
チーム名:Nano Q 代表者名:太田 雄士
人工衛星の静電破壊を防ぐことは、中軌道帯への進出や大量の人工衛星の運用に不可欠である。我々は、半世紀に及ぶ宇宙開発において、予見不能な事故原因として問題となってきた静電気を検知するサービスを提案する。シリコン光技術を用いれば、宇宙空間でも安全に使用できる静電気検知センサが開発可能である。静電気対策に頭を悩ます宇宙産業に、静電気検知モジュール販売を行う。宇宙分野で事業を開始し、地上分野にも展開する。
15:25-15:35 ⑥ Suijin - Water Quality Measurement from Space 
チーム名:Oceo Water Private Limited 代表者名:Mr. Vikram Gulecha
Suijinは湖や池など開放水域向けの水質遠隔モニタリングのための、人工衛星を利用した水文解析を提供する。湖の水質分析に使用されている従来型の費用と時間がかかるサンプル採取とIoTを利用した点測定方式とは異なり、当社のサービスは現地に行くことなく極めて正確に、湖の生産性を検知、予知および予測することを可能にする。
15:35-15:45 ⑦ EcoSpace : IOT Satellite the Wildfire Early Warning Detection Systems 
チーム名:EcoSpace 代表者名:Ms. Kanchanit Thumrongboonkate
EcoSpaceは森林などインターネットが繋がらない場所において、IOT人工衛星通信を活用した野火早期警報発見システムを提供する。地上のセンサーとIOT人工衛星を組み合わせることで、野火の初期段階での監視を可能にする。EcoSpaceのプロトタイプは2020年10月から2021年3月にかけて、東京大学のIOT人工衛星を使ったテストに成功した。
15:45-15:55 ⑧ ChipSpace 
チーム名:ChipSpace 代表者名:Ms. Victoria Alonsoperez
ChipSpaceはチップセイファーの地上センサーから得たデータと、購入したアクセルスペース人工衛星の画像を関連付けるプラットフォーム。土地や水といった畜産農家が持つリソースをさらに有効活用することで収穫を増やすことを助け、また同時に環境再生型農業への貢献も果たす。より正確には、このチップセイファーと人工衛星から得た統合的データは、牧草の質低下の早期検知、農場レベルでの管理体制の改善、そしてより良い牧草管理のためローテーションする放牧地のタイムリーな選定実現といった点において農家をサポートする。後々このデータは、放牧地を決定することや、農場が二酸化炭素などを排出あるいは隔離しているのかを評価することにも追加的に利用可能だ。
15:55-16:05 休憩
16:05-16:15 ⑨ ISSでの修理サービスを目指した軌道間搬送サービスの提供 
チーム名:MiNi-D 代表者名:川崎 謙
地球近傍の軌道間(低軌道〜静⽌軌道)において、搬送機を⽤いて人工衛星の搬送サービスを提供する。また同じ搬送機にて、人工衛星をISSまで搬送し、修理サービスを提供する。まずは搬送サービスの提供から始め、修理サービスは将来の実現を目指すものとする。
16:15-16:25 ⑩ 物体を更新可能にする編み物方式3Dプリンタ「ソリッド編み機」 
チーム名:Solidknit  代表者名:廣瀬 悠一
編み物を用いた3Dプリンタ「ソリッド編み機」を開発し、宇宙現地での物品の製造・リサイクルを可能にする。ソリッド編みとは、編み物で中身の詰まったかたいものをつくることができるSolidknit独自の技術である。編み物を用いることで、椅子をほどいて机に編み直すといった「物体のアップデート」が可能になる。宇宙空間への物品運搬は莫大なコストがかかるため、この高リサイクル性は大きなメリットとなる。
16:25-16:35 ⑪ Energy Orbit 
チーム名:Entropy Research & Development 代表者名:Mr. Shubham Gosavi
発電と電源管理は人工衛星の業界では大きな役割を果たす。地球低軌道において毎年増え続ける人工衛星は、継続的な電力への需要を劇的に高めるであろう。現在、人工衛星は発電について、ソーラーパネルと放射性同位体熱電気転換器(RTG)および蓄電装置を使用する従来型の手法を採用している。そのようなシステムは重量や費用を増やし、貴重なスペースを奪う。このような問題はEnergy Orbit(E-orbit)を導入することで15~25%軽減できる。これは1600 Energy Satellite(E-Sat)を用いて、地球低軌道を周回する顧客の人工衛星にレーザー送電するというコンセプトだ。E-Satはまた、エネルギー伝達や軌道移行、そして地球低軌道を周回する人工衛星を軌道離脱させるなど、複数のサービスを提供する予定だ。つまり、E-Orbitのサービスを利用することで顧客は多くの資金を節約できる上、宇宙の持続可能性を持った新しい経済的価値を創出できるであろう。
16:35-16:45 ⑫ スタートラッカを用いた宇宙状況監視による衛星衝突回避SaaS 
チーム名:スターシグナル・ソリューションズ 代表者名:岩城 陽大
宇宙空間の状況が不明確であることから宇宙の交通事故防止に過大な負担を被る国や民間事業者向け人工衛星運用ソフトウェアアズアサービス。衛星搭載のスタートラッカを宇宙環境観測に活用し、高精度・広範囲な宇宙状況監視を極めて低コストで実現する。この観測データを用いた適切で正確なナビゲーション情報の提供によって、不定期・非効率なリスク対応活動である衛星の衝突回避運用を合理化し、顧客衛星と宇宙環境を保護する。
16:45-16:55 休憩
16:55-17:40

スペシャルトークショー

S-Booster2021最終選抜会トークセッション
テーマ「S-Boosterと宇宙ビジネスの進化 」

  1. 過去受賞者VTR出演
    千野歩氏 / 株式会社Ashirase(2019年 最優秀賞受賞)
    Tushar Jadhav⽒ / Manastu Space(2019年 審査員特別賞受賞)
    西田宏平氏 / 株式会社TOWING(2019年 スカパーJSAT賞受賞)
  2. パネルディスカッション(会場登壇)
    ○パネリスト
    ⻘⽊ 英剛⽒ / 宇宙エバンジェリスト
    尾﨑 典明⽒ / 一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ
    松本 紋⼦⽒ / ANAホールディングス株式会社(2017年 大賞受賞)
    ○モデレーター
    畑⽥ 康⼆郎⽒ / 一般社団法人SPACETIDE
17:40-17:45 休憩
17:45-18:12 審査結果発表、授与式
 ① 特別審査員長講評
 ② スポンサー賞(各1作品、5賞)
 ③ JAXA賞(1作品) 
 ④ アジア・オセアニア賞(1作品)
 ⑤ 審査員特別賞(1作品) 
 ⑥ 最優秀賞(1作品)
18:12-18:15 総評、閉会挨拶
18:15 閉会

展示

ホワイエにてスポンサー企業による展示が行われました。

<出展社(社名五十音順)>

株式会社NTTドコモ、スカパーJSAT株式会社、ソニーグループ株式会社、第一生命保険株式会社、株式会社本田技術研究所

受賞結果

S-Booster 2021 受賞アイデア決定!

12月17日(金)に開催したS-Booster 2021最終選抜会において、厳正なる審査の結果、下記の通り受賞アイデアが決定いたしました。

賞名 アイデア名/チーム名
最優秀賞 「EcoSpace : IOT Satellite the Wildfire Early Warning Detection Systems」 
EcoSpace
審査員特別賞 「スタートラッカを用いた宇宙状況監視による衛星衝突回避SaaS」 
スターシグナル・ソリューションズ
アジア・オセアニア賞 「ハイブリッドキックモータによる小型宇宙機の可動性の向上」 
Letara
スポンサー賞
NTTドコモ賞
「ChipSpace」 
ChipSpace
スカパーJSAT賞
「Energy Orbit」 
Entropy Research & Development
ソニーグループ賞
「EcoSpace : IOT Satellite the Wildfire Early Warning Detection Systems」 
EcoSpace
第一生命賞
「海洋資源探査を効率化するための海洋観測システムの開発」 
MizLinx
Honda R&D賞
「海洋資源探査を効率化するための海洋観測システムの開発」 
MizLinx
JAXA賞 「物体を更新可能にする編み物方式3Dプリンタ「ソリッド編み機」」 
Solidknit
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