開催概要

日程:2019年11月25日(月)13時30分~17時50分(一般受付・開場開始 12時45分)

会場:日本橋三井ホール(〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 4F・5F)

アクセス:

プログラム

時間 内容
13:00 一般受付開始、開場
13:30-13:40 開会、オープニング
13:40-13:55 審査員、各賞、審査プロセスの紹介
13:55-14:05 ① BlueWatch: Spatial Aquaculture Advisory System for Smart AquaFarms
チーム名:Bluewatch 代表者:Gautam Dadhich
国:タイ
「ブルーウォッチ:スマート水産養殖に向けた宇宙水産養殖アドバイザリーシステム」は、衛星による地球観測や予測技術・即位技術によって、早期警告による水産養殖におけるリスクマネージメントや海産物の質・量の向上を図る、より良い意思決定を可能にする一元プラットフォームです。私たちは、水産物サプライチェーンにおける病害の影響など、あらゆる問題の解決策につながるサービスを提供いたします。
14:05-14:15 ② ふうせん宇宙旅行プロジェクト
チーム名:株式会社岩谷技研 代表者名:岩谷 圭介
私たちは2021年までにテンクウ25000という気球を開発し、宇宙旅行を実現します。テンクウ25000は5人を乗せ高度25000mを飛行します。この高さは宇宙が見え、地球を見下ろせる場所です。飛行時間は4時間、搭乗料金は一人100万円です。この有人宇宙遊覧気球で、訓練いらずで、最も安全で、誰もが気軽に行ける宇宙旅行を実現するのです。
14:15-14:25 ③ RS-AR: Remote Sensing Data Visualized in Augmented Reality
チーム名:Adarna Aerospace 代表者名:Ariston Gonzalez
国:フィリピン
アダルナアエロスペースは、RS-AR(Remote Sensing in Augmented Reality:拡張現実でのリモートセンシング)を通してユーザーにリモートセンシングデータを提供します。未来のデータ利活用の仕組みは、クラウドソーシング戦略を通じてRS-ARにより再定義され、機械学習によって洗練されるはずです。イマーシブ・テクノロジ(没入型技術)と合わせることでデータへのアクセスはかつてないほどに最大化されます。
RS-ARは時間と資源の節約、そして生命を救います!
14:25-14:35 ④ Space Spice factory(宇宙工場による高付加価値材料の製造サービス)
チーム名:Work Dock Inc. 代表者名:古賀 勝
軌道上の微小重力を利用して「重力下では製造が極めて困難」で「宇宙への輸送コストを上回る利益を生む」物質を製造する。そのために小型の軌道上製造システムを確立し宇宙輸送のコスト削減を図る。本事業は、大航海時代の香辛料の様に、人類を宇宙へ導くことを志向し、Space Spice factoryと名付けている。
14:35-14:40 休憩
14:40-14:50 ⑤ 衛星データを活用した持続可能な地下水マネジメント
代表者名:長野 龍平
人口急増や温暖化などにより地下水のニーズは爆発的に向上しますが、多くの国・地域で地下水マネジメントが行われておらず、いつ枯渇するか不明のまま過剰使用されています。つまり、現状では「地下水=タイマーのない時限爆弾」です。そこで、衛星データと地下水の滞留時間を活用し、これまでよりも安価で手軽な水源探査事業と、持続可能な地下水マネジメント事業を行います。
14:50-15:00 ⑥ Satellite Re-use Market
チーム名:Opportunity 代表者名:市川 千秋
宇宙機器はその性質上、高信頼性設計となっているが、それ故、想定以上に長寿命化している。これにより、高性能化された新機種が登場する時に、旧機体の活用方法が喫緊の課題となっている。そこで、中古衛星の取引マーケットを創設することにより、すぐに使える&低コストな衛星を提供し、新規参入ハードルを大幅に下げると共に、衛星に資産として価値を認め、新たな衛星利用の場を提供する。
15:00-15:10 ⑦ 美肌ウェルネスツーリズム
チーム名:Be-SMAC 代表者名:山川 弓香
日本において、肌にとって恵まれた環境をもつ地方の創生を目指す!より多くの外国人観光客を誘致するため、世界で拡大するウェルネスツーリズムと心身共に美しく元気にする地方の観光資産(温泉、日本食、地元の美容体験など)を融合させた”美肌ウェルネスツーリズム”を事業化。技術のキーは、観光客の居住地と日本の旅先の2地点を見守る衛星の画像解析。宇宙から訪日観光客に最適な旅プランを提供し、地方の観光業を活性化。
15:10-15:20 ⑧ デザイナーソイルを利用した宇宙農業ビジネス「宙農」
チーム名:TOWING. 代表者名:西田 宏平
私たちは、土壌機能を多孔質担体に付加するデザイナーソイル技術を利用した循環型農法を確立し、月や火星における食糧生産需要に向けた準備をし、地球においては持続可能な農業システム構築に対する需要に応えます。そのために、農家や企業、研究機関を繋ぐ宙農ラボを設立し、サスティナブルで美味しい野菜を地球と宇宙の消費者に届けます。
15:20-15:30 休憩
15:30-15:40 ⑨ Smart Traffic Light Management for Smart City by QZSS & 4G/5G Platform
チーム名:AI.Space 代表者名:Kanchanit Thumrongboonkate 登壇者名:Sonskuln THAOMOHR
国:タイ
タイの交通問題は、社会、環境に悪影響を及ぼしており、1日当たり100万米ドルを超える経済的損失をもたらしていると言われています。 AI.spaceは、最も正確な位置情報を導きだす準天頂衛星をAIおよび4G / 5Gと統合して、この問題を軽減するための交通信号管理用AIを作成し、スマートシティのスマートな信号機をサポートすることを目指しています。 タイ政府と交通局の協力により、AI.Spaceの初AIトラフィックアルゴリズムであるPolice Eye Applicationが2019年11月11日に開始され、バンコクの実際の交通環境にて試験中です。
15:40-15:50 ⑩ 小型衛星環境試験場のシェアリングサービス
チーム名:SEESE from ABLab  代表者名:棚田 和玖
宇宙の過酷な環境下でも衛星が正常に動作するか事前にテストする「環境試験」は、全製造コストのうち30%を占めるとても重要な工程です。
「SEESE」は、全国に存在する小型/超小型衛星の環境試験場を一つのWebプラットフォーム上で管理し、試験予約から、試験機の配送、人材提供を始めとした試験サポートまで一気通貫で提供するサービスを実現することで、今後新規プレイヤーが参入する上でボトルネックとなる環境試験のハードルを下げることに貢献します。
15:50-16:00 ⑪ Green fuel for propulsion of spacecraft for sustainable and safe space exploration
チーム名:Manastu Space 代表者名:Tushar Jadhav
国:インド
人類が最後に月に降り立った時、ヒドラジンという燃料が使用されましたが、これはシアンと同じくらい有毒です。この燃料で命を失った人もいます。これを受けて米国とヨーロッパは2021年までにこの燃料の使用を禁止する予定ですが、一方で様々なパフォーマンスが低下します。
この問題を解決するために私たちは、衛星や宇宙探査機用の、世界で一番効率的(25%の効率)で塩と同じくらい身近な燃料を作ります。火星への旅において、この燃料があれば宇宙船の推進はもちろん、酸素・水・熱という生命にとって不可欠な3つを創り出すことができます。
16:00-16:10 ⑫ 「あしらせ」 みちびきを活用した視覚障がい者向け歩行支援センスウェア
チーム名:SensinGood Lab. 代表者名:千野 歩
視覚障がい者の単独歩行を支援する、靴に入れるウェアラブルセンスウェアです。
みちびきを含めたGNSS位置情報に対し、自動運転ローカライゼーション技術を応用した高精度補正を行い、車道など危険な場所を避けつつ目的地まで誘導を行います。それを彼らの持つペイン・様々な制約に適した靴内部への振動で実現します。
16:10-16:15 休憩
16:15-17:00

スペシャルトークショー
「日本とアジアにおける宇宙ビジネス連携の可能性」

出演者:
S-Booster 2018 受賞者:
・森 琢磨氏(ASTROCEAN 株式会社)(S-Booster 2018 最優秀賞/⼤林組賞受賞)
・繁田 亮氏(株式会社天地人)
(S-Booster 2018 審査員特別賞/ANA ホールディングス賞/JAL 賞受賞)

アクセラレーターゲスト:
尾﨑 典明氏(一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ)

アジアゲスト:
トサワット・フキアティサット氏(タイ地理情報宇宙技術開発機関(GISTDA))(タイ)

モデレータ:
青木 英剛氏(グローバル・ブレイン株式会社)

17:00-17:05 休憩、授与式準備
17:05-17:47 審査結果発表、授与式
1.特別審査員長講評
2.スポンサー賞(各1作品)
3.JAXA賞(1作品)
4.審査員特別賞(1作品)
5.最優秀賞(1作品)
17:47-17:50 総評、閉会挨拶
竹本直一 内閣府特命担当大臣(宇宙政策)
17:50 閉会

審査員紹介


特別審査員長
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
特別招聘教授
夏野 剛

特別審査員
WiL 共同創業者CEO
伊佐山 元

特別審査員
宇宙飛行士
山崎 直子

特別審査員
東京大学 空間情報科学研究センター 教授
柴崎 亮介

特別審査員
ワングローバルベンチャー 会長
ローラ・アンダーソン
(オーストラリア)

特別審査員
イーラコンサルティング 取締役社長
バラッド・クリシュ
(インド)

特別審査員
タイ地理情報・宇宙技術開発機関(GISTDA)
ダムロングリッド・ニアマド
(タイ)

特別審査員
レオニー・ヒル・キャピタル
インベストメント・テクノロジー・メディア・テレコム部門代表
ウィー・メン・スー
(シンガポール)

実行委員代表
各スポンサー企業及びJAXA

展示

ホワイエにて実行委員会による展示を行いました。

<出展社>

S-Booster 2019実行委員会

内閣府、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、ANAホールディングス株式会社、株式会社大林組、スカパーJSAT株式会社、株式会社デンソー、日本航空株式会社、株式会社ポーラ・オルビスホールディングス

参加登録

「S-Booster 2019最終選抜会」は一般の方もご聴講いただけます。参加を希望される場合は、こちらのフォームからお申込みください。
なお、応募多数の場合は抽選とさせていただく場合があります。
その場合にはメールでお知らせいたしますので、ご登録いただいたメールのご確認をお願いいたします。
予めご了承ください。
【応募締切 11月21日(木)12時】事前登録は締め切りました。ご登録ありがとうございました。

登録フォーム

【注意事項等】
・日本語-英語の同時通訳を提供いたします。
・ホールの都合上、待機場所がございませんので開場時間に合わせてお越しください。
・S-Boosterとしての駐車場のご用意はございません。公共交通機関でお越しください。
・途中入退場が可能です。

プレスの方へ

プレスの方は別途ValuePress!社を通じて発出したプレスリリースをご覧いただくか、事務局までお問合せの上プレス登録をお願いいたします。

プレス登録は締め切りました。ご登録ありがとうございました。

インターネット中継

JAXA YouTube Channel(日本語・英語)にて最終選抜会の全編アーカイブをご覧いただけます。

YouTube(日本語)
YouTube(英語)
ニコニコ生放送(日本語のみ)

受賞結果

S-Booster 2019 受賞提案決定!

11月25日(月)に開催したS-Booster 2019最終選抜会において、厳正なる審査の結果、下記の通り受賞提案が決定いたしました。

賞名 提案名/チーム名
最優秀賞 「あしらせ」 みちびきを活用した視覚障がい者向け歩行支援センスウェア
SensinGood Lab.
審査員特別賞 ふうせん宇宙旅行プロジェクト
株式会社岩谷技研
Green fuel for propulsion of spacecraft for sustainable and safe space exploration
Manastu Space
スポンサー賞
ANAホールディングス賞
美肌ウェルネスツーリズム
Be-SMAC
大林組賞
ふうせん宇宙旅行プロジェクト
株式会社岩谷技研
スカパーJSAT賞
デザイナーソイルを利用した宇宙農業ビジネス「宙農」
TOWING.
Space-DIVE賞(株式会社デンソー)
衛星データを活用した持続可能な地下水マネジメント
長野 龍平
JAL賞
Satellite Re-use Market
Opportunity
ポーラ・オルビスホールディングス賞
Space Spice factory(宇宙工場による高付加価値材料の製造サービス)
Work Dock Inc.
JAXA賞 小型衛星環境試験場のシェアリングサービス
SEESE from ABLab

夏野剛特別審査員長 全体講評

夏野剛特別審査員長 全体講評

今回初めて日本以外からも集まっていただいて、アジアでも予選を開催し、ぐっとアイデアに広がりが出た年になりました。
特にアジアは、みちびきがカバーするエリアでもありますし、加えて日本にはないような新しい提案もいただき、結果として審査がとても大変でした。日本国内だけでなく海外からも審査員をお招きしたので、審査員一同非常に楽しみながら議論を行わせていただきました。そしてファイナリストの皆さんからは良いアイデアをたくさんいただきました。多種多様な分野から提案をいただいているので評価が難しかったです。また、提案のフェーズもそれぞれ異なり、ある提案はアイデア段階、またある提案は既に実証を行っている段階、と様々でした。いずれにしても、ファイナリストとしてここに残っているということ自体が尊敬できることであり、ファイナリストの皆さん自身も誇りにして良いことだということを、受賞結果発表前にお話ししておきます。
皆さんこの場にいることを是非大きな誇りにして、これからそれぞれのビジネスを頑張ってください。

最優秀賞

「あしらせ」 みちびきを活用した視覚障がい者向け歩行支援センスウェア

最優秀賞

チーム名:SensinGood Lab. 代表者名:千野 歩
リードメンター:松田 一敬(合同会社 SARR)
サブメンター:一ノ瀬 喜一郎(ウエルインベストメント株式会社)
専門メンター:山崎 臨在(弁護士法人 内田・鮫島法律事務所)

提案概要 視覚障がい者の単独歩行を支援する、靴に入れるウェアラブルセンスウェアです。
みちびきを含めたGNSS位置情報に対し、自動運転ローカライゼーション技術を応用した高精度補正を行い、車道など危険な場所を避けつつ目的地まで誘導を行います。それを彼らの持つペイン・様々な制約に適した靴内部への振動で実現します。
講評 ハンディキャップを持っている方にテクノロジーを使ってソリューションを提供するということが、意外と日本では進んでいます。日本は、高齢化など様々な社会課題に直面している課題先進国なので、この分野から宇宙のテクノロジーとITのテクノロジーを使ったソリューションをどんどん出てほしいという気持ちも込めて最優秀賞を授賞することにしました。
受賞者コメント チーム4人が、皆それぞれ本業があるなか兼任して、ここからどんどんドライブさせていこうという取り組みの中でこのような賞をいただくことが出来て本当に良かったと思います。やはり私たちの強みは実現性の高さだと思うので、これからもチームメンバー力をあわせて頑張っていきたいと思います。
私たちの提案はこのファイナリストの中で一番宇宙感のないテーマかなと思っています。ただ、この宇宙アセットを活用して色々な人々に地球上での幸せを届けていければと思っているので、引き続き頑張っていきたいと思います。

審査員特別賞

※本来審査員特別賞は対象1件としていましたが、議論の結果、2件に対して授賞させていただきました。

審査員特別賞

ふうせん宇宙旅行プロジェクト

チーム名:株式会社岩谷技研 代表者名:岩谷 圭介
リードメンター:尾﨑 典明(TXアントレプレナーパートナーズ)
サブメンター:早川 典重(はがみの森デザイン)
専門メンター:毛阪 大佑(森・濱田松本法律事務所)

提案概要 私たちは2021年までにテンクウ25000という気球を開発し、宇宙旅行を実現します。テンクウ25000は5人を乗せ高度25000mを飛行します。この高さは宇宙が見え、地球を見下ろせる場所です。飛行時間は4時間、搭乗料金は一人100万円です。この有人宇宙遊覧気球で、訓練いらずで、最も安全で、誰もが気軽に行ける宇宙旅行を実現するのです。
講評 岩谷技研の提案については、風船を使って上空まで持っていくという高い安全性に対して大きな期待があります。特に日本においてこれが事業化できると、宇宙観光は世界的にも関心がある分野なので非常に大きな期待が持てます。世界での競合は多いですが日本から事業化を実現してほしいという期待を込めて授賞させていただきました。

Green fuel for propulsion of spacecraft for sustainable and safe space exploration

チーム名:Manastu Space 代表者名:Tushar JADHAV(インド)
リードメンター:井出 啓介(東京大学エッジキャピタル(UTEC))
サブメンター:尾﨑 典明(TXアントレプレナーパートナーズ)

提案概要 人類が最後に月に降り立った時、ヒドラジンという燃料が使用されましたが、これはシアンと同じくらい有毒です。この燃料で命を失った人もいます。これを受けて米国とヨーロッパは2021年までにこの燃料の使用を禁止する予定ですが、一方で様々なパフォーマンスが低下します。
この問題を解決するために私たちは、衛星や宇宙探査機用の、世界で一番効率的(25%の効率)で塩と同じくらい身近な燃料を作ります。火星への旅において、この燃料があれば宇宙船の推進はもちろん、酸素・水・熱という生命にとって不可欠な3つを創り出すことができます。
講評 Manastu Spaceの提案に対しては、ここから更に色々な挑戦があると思いますが、このシステムがきちんと実用化されれば本当にエネルギーコストの面で高い効率がありますので、宇宙産業に与える影響は大きいと思います。インドでだけでなく、世界でも使われることになることを期待して授賞させていただきました。

スポンサー賞

ANAホールディングス賞

ANAホールディングス賞
美肌ウェルネスツーリズム

チーム名:Be-SMAC 代表者名:山川 弓香
リードメンター:佐野 直人(株式会社O2)
サブメンター:鷲見 健司(日本再生株式会社)
専門メンター:山崎 臨在(弁護士法人 内田・鮫島法律事務所)

提案概要 日本において、肌にとって恵まれた環境をもつ地方の創生を目指す!より多くの外国人観光客を誘致するため、世界で拡大するウェルネスツーリズムと心身共に美しく元気にする地方の観光資産(温泉、日本食、地元の美容体験など)を融合させた”美肌ウェルネスツーリズム”を事業化。技術のキーは、観光客の居住地と日本の旅先の2地点を見守る衛星の画像解析。宇宙から訪日観光客に最適な旅プランを提供し、地方の観光業を活性化。
講評 ANAは今回3回目のスポンサーとなります。
過去2回もANAホールディングス賞を出して色々とお話をさせていただいたのですが、事業として収益をあげるまでに時間を要するために、残念ながらまだビジネスに結びついていません。
今回3度目の正直ということで、弊社と親和性が高く、絶対にビジネスに結びつく提案に賞を出そうと考え、今回この提案がビジネス化しなければスポンサーをやめる、というぐらいの意気込みで臨みました。
受賞提案のテーマは「地方創生」で、ANAの最大の課題です。また、女性活躍と言う観点からも、ANAの8,000名を超えるキャビンアテンダントとのコラボレーションもしながら、開発をしていきたいと考えています。是非実現に向けて頑張っていきたいと思っています。
大林組賞

大林組賞
ふうせん宇宙旅行プロジェクト

チーム名:株式会社岩谷技研 代表者名:岩谷 圭介
リードメンター:尾﨑 典明(TXアントレプレナーパートナーズ)
サブメンター:早川 典重(はがみの森デザイン)
専門メンター:毛阪 大佑(森・濱田松本法律事務所)

提案概要 私たちは2021年までにテンクウ25000という気球を開発し、宇宙旅行を実現します。テンクウ25000は5人を乗せ高度25000mを飛行します。この高さは宇宙が見え、地球を見下ろせる場所です。飛行時間は4時間、搭乗料金は一人100万円です。この有人宇宙遊覧気球で、訓練いらずで、最も安全で、誰もが気軽に行ける宇宙旅行を実現するのです。
講評 大林組は2050年に宇宙エレベーターの建設を目指しております。今回の受賞提案の、地上から風船を打ち上げ、高度25kmで滞在し地上に帰還するというアイデアは、大林組の宇宙エレベーター構想の途中段階となる一つの目標として参考になると考えています。本日のトークショーではS-Booster 2018大林組賞受賞者であるASTROCEANさんの話もありましたが、今回の受賞提案のような、大林組の事業と親和性のある提案と手を組み、一歩一歩着実に宇宙開発利用を進めていきたいと考えています。今後もしっかりと宇宙開発を進めていきたいと思います。
スカパーJSAT賞

スカパーJSAT賞
デザイナーソイルを利用した宇宙農業ビジネス「宙農」

チーム名:TOWING. 代表者名:西田 宏平
リードメンター:根本 藍(国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC))
サブメンター:小正 瑞季(リアルテックファンド)、飯島 ツトム(CO-WORKS)
専門メンター:大段 徹次(森・濱田松本法律事務所)

提案概要 私たちは、土壌機能を多孔質担体に付加するデザイナーソイル技術を利用した循環型農法を確立し、月や火星における食糧生産需要に向けた準備をし、地球においては持続可能な農業システム構築に対する需要に応えます。そのために、農家や企業、研究機関を繋ぐ宙農ラボを設立し、サスティナブルで美味しい野菜を地球と宇宙の消費者に届けます。
講評 スカパーJSATはJAXAなどと協力し、国際宇宙ステーション(ISS)に放送局を作るということを始めようとしています。宇宙から地球を見て、考えること・伝えることというのはたくさんあると思っています。その閉じた生態系のシステムから、「ISS自体が小さな地球」だという風にも言われていますが、そういった観点から受賞提案のプロジェクトを実際に実施し、どのように育っていくのかをライブで放送するというのも面白いのではないかと思っています。宇宙に持っていくにはJAXAの了承が必要となりますが、実際に次の一歩が踏み出せるように支援をしていきたいと考えています。
Space-DIVE賞(株式会社デンソー)

Space-DIVE賞(株式会社デンソー)
衛星データを活用した持続可能な地下水マネジメント

提案者:長野 龍平
リードメンター:柳原 暁(株式会社 エッジ・オブ)
サブメンター:加藤 晴洋(イノベーティブ・ベンチャーファンド)
専門メンター:大段 徹次(森・濱田松本法律事務所)

提案概要 人口急増や温暖化などにより地下水のニーズは爆発的に向上しますが、多くの国・地域で地下水マネジメントが行われておらず、いつ枯渇するか不明のまま過剰使用されています。つまり、現状では「地下水=タイマーのない時限爆弾」です。そこで、衛星データと地下水の滞留時間を活用し、これまでよりも安価で手軽な水源探査事業と、持続可能な地下水マネジメント事業を行います。
講評 デンソーは自動車部品サプライヤーですが、社会課題の解決からビジネスを考えていくという活動をしております。受賞提案は、水の問題という世界的な社会課題への取り組み、リモート・センシングデータの活用への取り組み、という観点からSpace-DIVE賞に選ばせていただきました。
JAL賞

JAL賞
Satellite Re-use Market

チーム名:Opportunity 代表者名:市川 千秋
リードメンター:青木 英剛(グローバル・ブレイン株式会社)
サブメンター:伊藤 健吾(01STUDIO株式会社)
専門メンター:毛阪 大佑(森・濱田松本法律事務所)

提案概要 宇宙機器はその性質上、高信頼性設計となっているが、それ故、想定以上に長寿命化している。これにより、高性能化された新機種が登場する時に、旧機体の活用方法が喫緊の課題となっている。そこで、中古衛星の取引マーケットを創設することにより、すぐに使える&低コストな衛星を提供し、新規参入ハードルを大幅に下げると共に、衛星に資産として価値を認め、新たな衛星利用の場を提供する。
講評 受賞提案は、直感的にシンプルで分かりやすく、またとても気付きが多くもので、循環型の社会や「物を使い続ける」というところに大変共感しました。JALの企業理念として、社会の進歩発展に貢献するというのがございます。また、最近は「地に足のついたイノベーション」というものを標榜しており、受賞提案のように、「使い続ける」ということは日本の大きな強みではないかと気付かせていただきました。そういう観点からも応援させていただきたいと思っています。
ポーラ・オルビスホールディングス賞

ポーラ・オルビスホールディングス賞
Space Spice factory(宇宙工場による高付加価値材料の製造サービス)

チーム名:Work Dock Inc. 代表者名:古賀 勝
リードメンター:内田 研一(微細加工工業会)
サブメンター:吉田 憲司((独)中小企業基盤整備機構)
専門メンター:山崎 臨在(弁護士法人 内田・鮫島法律事務所)

提案概要 軌道上の微小重力を利用して「重力下では製造が極めて困難」で「宇宙への輸送コストを上回る利益を生む」物質を製造する。そのために小型の軌道上製造システムを確立し宇宙輸送のコスト削減を図る。本事業は、大航海時代の香辛料の様に、人類を宇宙へ導くことを志向し、Space Spice factoryと名付けている。
講評 皆様ご存知の通り、弊社は化粧品を製造するメーカーです。これまで、アンチエイジングを始めとした有効素材を数多く開発してきました。宇宙でアンチエイジング素材を開発したらどんな素材が出来るんだろう、宇宙で作った化粧品のクリームってどんなクリームになるんだろう、という色々な夢を想像しながら提案を聞きました。これからも、わくわくするような化粧品を作り続けるためにも、是非お力を貸していただければと思います。
JAXA賞

JAXA賞
小型衛星環境試験場のシェアリングサービス

チーム名:SEESE from ABLab 代表者名: 棚田 和玖
リードメンター:石田 真康(A.T. カーニー株式会社)
サブメンター:黒川 宏己(丸紅株式会社)
専門メンター:大段 徹次(森・濱田松本法律事務所)

提案概要 宇宙の過酷な環境下でも衛星が正常に動作するか事前にテストする「環境試験」は、全製造コストのうち30%を占めるとても重要な工程です。
「SEESE」は、全国に存在する小型/超小型衛星の環境試験場を一つのWebプラットフォーム上で管理し、試験予約から、試験機の配送、人材提供を始めとした試験サポートまで一気通貫で提供するサービスを実現することで、今後新規プレイヤーが参入する上でボトルネックとなる環境試験のハードルを下げることに貢献します。
講評 JAXAは今回、技術の支援をしたいと考えております。そのためにもJAXAとしては、私たちの持っている技術やデータを活用していただける提案を選びました。
産業としては成り立たないかも知れないが、社会にとって大事な分野というものがあると思っています。今回の試験施設を共用しようという考えは、多くの企業の方や、宇宙に参入しようという方にとっては基盤となるもの、まさに種となっていくものではないかと思っています。このような分野にも目を向けていただけたというのは非常に嬉しいですし、多くの方に、私たちの技術を使って貢献していただきたいということで選ばせていただきました。

問い合わせ先

S-Booster 2019実行委員会事務局(一般財団法人日本宇宙フォーラム内)
s-booster2019@jsforum.or.jp

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